Hiway(ハイウェイ)とは?AIネイティブPRM

Hiway(ハイウェイ)とは?AIネイティブPRM/CRMの全体像
Hiway(ハイウェイ)とは、株式会社ハイウェイが提供する、メーカーと販売代理店・パートナー企業の協業を一つの基盤で支援するAIネイティブPRM/CRM(Partner Relationship Management / Customer Relationship Management)プラットフォームです。 メーカーと代理店が同じ画面で案件・顧客情報を共有し、双方向API連携とAI機能で営業運用を自動化することを目的にしています。
「Hiwayって、結局なにをやっているサービスなんですか?」——展示会のブースや初回商談で、ほぼ毎回いちばん最初に聞かれる質問がこれです。「hiway」「ハイウェイ」「ハイウェイとは」と検索しても、社名・サービス名・道路の固有名詞が混じった結果が返ってきて、よく分からないまま離脱してしまう方も少なくありません。本記事では、メーカーのパートナーセールス責任者や代理店営業マネージャーの目線で、Hiwayの正体・できること・向いている企業を1本でつかめるように整理しました。
この記事のポイント:
- Hiwayは「メーカーと代理店が同じ画面で動く」ことを前提に設計されたパートナー共有型CRM/PRM
- 540万社規模の企業データベース・AI機能・双方向API連携が標準で組み込まれている
- 国産サービスとして、一次店→二次店という日本の多層商流に正面から対応している
- Box・Okta・ServiceNow・Canon マーケティング ジャパンなどエンタープライズの導入実績がある
- 代理店が10社以上ある製造業・IT・金融・SaaSとの相性が良い
1. Hiway(ハイウェイ)の正体——一言で言えば「パートナー共有型CRM」
サービス名の由来から話したほうが、たぶん早いです。Hiwayは、メーカー本体・販売代理店・最終顧客という3者の間にある「情報の高速道路」をイメージして名付けられたサービスです。直販営業がメーカー1社で完結するのに対し、パートナーセールスは複数の組織が同じ案件に関わる仕事——だからこそ、関係者全員が同じ情報をリアルタイムで持てる「道路」が必要だ、という発想から生まれました。
提供元は東京を拠点とする株式会社ハイウェイ。SaaSとして展開しており、サイトURLは product.hiway.app です。検索結果では「ハイウェイ」「Hiway」「Hi-way」「Haiway」などの表記が混在しますが、すべて同じサービスを指しています。一般名詞の「ハイウェイ(高速道路)」とまぎらわしいので、社名・製品名としては英字表記の「Hiway」で覚えるとブレにくいです。
機能の中核を一言で表すなら、「パートナー共有型CRM」と表現するのが一番近いと感じます。従来のCRMは自社の営業担当が顧客情報を入力・管理する箱で、外部パートナーは基本的に蚊帳の外でした。Hiwayは設計思想からして外部パートナーが同じデータを安全に共有できる前提で作られている、という違いがあります。
2. なぜパートナーセールスに特化した基盤が必要なのか
「うちはSalesforceもある、kintoneも入れた、それでもパートナー管理が回らない」——この声は、メーカーの営業企画部門で繰り返し耳にします。理由はシンプルで、既存のCRM/SFAは自社社員の使用を前提に設計されているからです。代理店の営業マンに自社CRMのライセンスをそのまま渡すわけにもいかず、結果として代理店との情報共有はメール・Excel・Slackチャンネルに退化していく——そんな構造が、日本企業のあちこちで温存されてきました。
加えて、日本のパートナービジネスは多層商流の比率が高いという独特の事情があります。一次代理店(ディストリビューター)が二次代理店をぶら下げ、二次代理店がエンドユーザーに販売する。メーカーから二次店の動きがほぼ見えないという問題は、製造業・金融・IT業界でしばしば指摘されてきました。海外PRMは1階層のチャネルを前提に作られているケースが多く、日本固有の構造への適合に手こずる場面があります。
このあたりの背景はパートナーエコシステムとは?日本の営業生産性を劇的に変える「共創型」の未来で深掘りしているので、ビジネスモデル全体の文脈から押さえたい方はあわせてご覧ください。PRMという概念そのものを整理したい場合はPRMとは?CRMとの違いと代理店管理を変える方法が出発点になります。
3. Hiwayの主要機能を分解する
公式サイトの機能一覧を眺めていると情報量が多くて圧倒されますが、現場での使われ方を見ていくと、おおむね4つの柱に整理できます。
ひとつ目が、パートナー共有型CRMとしての中核機能。メーカーと代理店が同じ画面で案件・顧客・進捗を見られるダッシュボードが提供され、ディールレジストレーション(代理店案件登録制度)、見積依頼、サポート履歴、ナレッジ共有が同居しています。代理店ごと・案件ごとの権限制御がきめ細かく設定できるため、二次代理店には一次代理店の情報を見せない、といった日本商流での運用にも対応できる作りになっています。
ふたつ目は、540万社規模の企業データベースとの直接連携です。Hiwayは独自に保有する企業DBを内蔵しており、代理店が顧客名を入れるだけで業界・規模・親子関係・ホワイトスペース(未開拓領域)が自動で表示されます。営業会議で「この代理店、どの業種にどれだけ刺さっているのか」をその場で可視化できる仕組みは、地味ですが現場の意思決定スピードを大きく変えます。詳細はCompany Databaseユースケースで機能イメージを確認できます。
3つ目に、AIネイティブ機能が標準搭載されている点が挙げられます。社内・代理店向けナレッジを横断検索するAIアシスタント、攻めるべき顧客リストを自動生成するターゲティングエージェント、見積もりを下書きする見積もりエージェント——いずれも「あったら便利」ではなく「定例運用に組み込む」前提で設計されています。AI機能の意義についてはAI PRMとは?AIが変える代理店管理の3つの本質的変化で踏み込んでいますので、AI観点で深掘りしたい方はそちらを。
4つ目が、双方向API連携です。Salesforce、HubSpot、kintone、Sansan、Zohoなど、すでに導入されているCRM/SFAと双方向でデータを同期できるよう設計されています。Hiwayは「既存システムを置き換える」のではなく「パートナー管理レイヤーとして横に乗せる」という導入の仕方が現実的で、置き換えコストが少ないことが意思決定者の評価ポイントになっているようです。Box、Okta、ServiceNow、Canon マーケティング ジャパンといったエンタープライズの導入実績は、この設計が大規模な情報システム環境とも噛み合うことの裏付けと言えます。
なお検索結果で「Hiway Sales」という呼び方を見かけることがありますが、これはHiwayの中核モジュールである営業向けパッケージの通称で、別サービスではありません。同じく「ハイウエイ」「ハイウェー」など表記揺れの綴りで検索される場合もありますが、いずれも同一プロダクトを指しています。
4. ほかのCRM/PRMと何が違うのか
「結局、SalesforceでもPRMオプションあるよね」「PartnerStackでもいいのでは?」——比較検討の場では、こういう問いがよく出ます。違いを正直に整理すると、Hiwayは国産・日本商流対応・AIネイティブの3点が強みで、海外大手PRMはグローバル展開・パートナーマーケ施策が強みになります。優劣ではなく、得意領域が違うと考えるとフェアです。
直販向けの大手CRM(Salesforce、HubSpot)は外部パートナーとの共有がオプション機能で、追加ライセンス費や設定の重さが課題になりやすい。海外PRM(Salesforce PRM、Impartner、PartnerStack)は機能が豊富ですが、UI・ドキュメントが英語ベースで、一次店→二次店の多層構造への対応に工夫が要ります。Hiwayはここを最初から日本語UI・多層商流前提で設計しているため、メーカーから二次代理店までの可視化が「設定でなんとかする」ではなく「初期状態で見える」ようになっている——この差は、導入後の現場運用で意外なほど効いてきます。
ちなみにHiwayは既存CRMの代替を強要するサービスではなく、横置きで補完する設計が基本です。SalesforceやHubSpotで直販を回しながら、パートナー領域だけHiwayに任せるというハイブリッド運用が、実際の導入企業では一番多いパターンです。
5. Hiwayが効果を出しやすい企業の条件
Hiwayは「あらゆる企業に効く」タイプのサービスではありません。導入が成功しているケースを並べてみると、いくつか共通点が浮かび上がります。
代理店・パートナーが10社以上あり、特に一次店→二次店の多層構造を持つメーカーは効果が出やすい層です。製造業・IT(SES含む)・金融サービス・SaaSベンダーなど、間接販売チャネルが売上の3割以上を占める企業が中心顧客になっています。逆に、直販がほぼ100%の組織や、代理店が数社しかなく口頭で完結する規模の場合は、ROIが出るまでに時間がかかることがあります。
もうひとつのサインが、「SFA/CRMは入れたけど代理店管理だけExcel運用が残っている」状態です。直販向けCRMで自社案件は管理できているのに、パートナー絡みになるとスプレッドシートとメールに戻ってしまう——この症状が出ている組織には、Hiwayはほぼ間違いなく刺さります。
6. まとめ:パートナー共有型CRMという第三の選択肢
Hiwayは、直販向けCRMでも一般的なPRMでもない、第三の選択肢です。「メーカーと代理店が同じ画面で動く」という発想を中心に据え、企業DB・AI・双方向API連携を最初から織り込んだ設計が、日本のパートナーセールス現場と素直にかみ合います。社名やブランド名の一般名詞性ゆえに検索しにくいサービスですが、中身を分解してみれば、立ち位置はかなり明確です。
「PRMは気になるけど、海外製品はちょっと…」「自社のSFAを置き換えるほどの予算はない」——そう感じている方にとって、Hiwayは検討対象に入れる価値があるはずです。
よくある質問(FAQ)
Hiwayとは何の会社・サービスですか?
Hiway(ハイウェイ)は、株式会社ハイウェイが提供するパートナー共有型のAIネイティブPRM/CRMサービスです。メーカーと販売代理店・パートナー企業が同じ画面で案件・顧客情報を共有し、双方向API連携とAI機能で営業運用を効率化することを目的にしています。一般名詞の「ハイウェイ(高速道路)」と検索結果で混じることがありますが、本サービスは法人向けSaaSで、URL末尾は product.hiway.app です。
HiwayとSalesforce・HubSpotなどのCRMの違いは?
SalesforceやHubSpotなどの直販向けCRMは自社の営業担当が顧客情報を管理することを前提にしているのに対し、Hiwayは外部の代理店・パートナーが同じデータを共有することを前提に設計されています。実務上は置き換えではなく補完関係として導入される事例が多く、既存CRMと双方向API連携した上でパートナー領域だけHiwayに任せるハイブリッド運用が主流です。
Hiwayの料金はいくらですか?
公式サイトでは公開価格を提示しておらず、利用ユーザー数・代理店数・必要なモジュールに応じて見積もりを行うエンタープライズ向けの料金体系です。導入相談時に要件をヒアリングし、最適なプラン提案を受ける流れになります。詳細を知りたい場合は資料ダウンロードまたは無料トライアルから問い合わせるのが近道です。
Hiwayはどんな業種に向いていますか?
代理店・パートナーチャネルに依存する製造業・IT・SaaS・金融サービスとの相性が特に良いとされています。一次代理店→二次代理店という多層商流が存在する業界、または代理店経由の売上が3割以上を占める企業で導入効果が出やすい傾向があります。Box Japan、Okta、ServiceNow、Canon マーケティング ジャパンなどのエンタープライズで導入実績があります。
Hiwayは既存のCRMを置き換える必要がありますか?
置き換える必要はなく、双方向API連携によって既存CRMと共存させる導入が一般的です。SalesforceやHubSpotで直販案件を、Hiwayでパートナー案件を管理し、両者をデータ連携で同期させる構成が現実的な選択肢になります。これにより置き換えコスト・社員の学習コストを抑えながらパートナー領域の可視化を進められます。
Hiwayをもう少し詳しく知りたい方へ
ここまで読んでいただき、ありがとうございました。Hiwayは、パートナーセールスに必要な機能を一つにまとめたAIネイティブPRM/CRMです。代理店の案件状況・顧客情報・ナレッジを同じ画面で共有しながら、AIエージェントが日々の運用を後押しします。
実際の画面・機能・導入企業を詳しく確認したい方は、以下から資料・トライアルにお進みください。